| 皆さんこんにちは。スターライトです。パリオリンピック、先日(日本時間8月12日朝)、何とか?閉幕しました(色々な問題もありましたが…)。パリオリンピック、日本中、いや世界中が盛り上がっていましたね(スターライトはXで盛り上がっていました)。ちなみにパリでの開催ではちょうど100年ぶりとなります。
今回、日本人選手は金メダル20枚、銀メダル12枚、銅メダル13枚と、計45枚のメダルを獲得。この枚数、海外開催の五輪では金メダル獲得枚数、メダル総獲得枚数共に史上最多となりました。また、それを上回る感動がありました。
まず、今大会日本人メダル第1号は柔道の女子48kg級の角田夏実選手の金メダル。角田選手、史上最年長の31歳11ヶ月(当時)でオリンピック初出場。史上最年長で初優勝を果たし、諦めないことの大切さを教えてくれました。また、このメダルが夏季五輪にて日本人選手団が獲得した通算500個目のメダルとなりました。男子では、66kg級の阿部一二三選手、81kg級の永瀬貴規選手が金メダルを獲得。阿部一二三選手、妹の詩選手がまさかの敗退となってしまいましたが、詩選手の想いを背負っての金メダル獲得となりました。また、永瀬選手も連覇し、男子では初の五輪2階級連覇を果たしました。柔道最終日は、男女混合団体戦。初戦のスペイン戦は阿部詩選手の勝利からのスタート。スペイン戦、いきなり代表戦での決着でしたが、準々決勝では4-1、準決勝では4-0と、勝ち進むほど失点が少なりなり、迎えた決勝は前回王者であり開催国のフランス。フランス戦、3-3で代表戦に突入。代表戦は斎藤立選手とテディ・リネール選手。斎藤選手、3人目の試合では負けているものの、先輩方の励ましを受けて挑む。途中、指導を二つ受け、一方で、リネール選手も指導を二つ受け、どちらも指導を受けることができない状態に。最後は、惜しくもリネール選手には負けてしまったものの、最後まで諦めない姿、また、「王者」相手に屈しないで戦う姿には自然と応援せずにはいられなくなりました。なお、今回、3-3での代表選でしたが、負けた三選手とも延長戦での敗退。どの選手も最後まで諦めない姿を見て、本当に「日本代表の誇り」が伝わってきました。その他、柔道では男子90kg級の村尾三四郎選手が銀メダルを、男子60kg級の永山竜樹選手、女子57kg級の舟久保遥香選手、男子73kg級の橋本壮市選手が銅メダルを獲得しました。
次いで、スケートボード。ストリートに至っては男女とも金メダルを獲得。ちなみに女子金メダルの吉沢恋選手は14歳、赤間凛音選手は15歳と、今回も10代の力が大活躍しました。男子では、堀米雄斗選手は見事に連覇を果たしたものの、五輪予選は順調ではなく、直前の予選でも準々決勝敗退。しかし、仲間が調べてくれてラストチャンスで、何とかパリ五輪の切符を手にすることができました。堀米選手、オリンピックもですが、オリンピックまでの切符を掴むまでも大きなドラマがあると実感しました。同時に、仲間の大切さ、「僅かなチャンス」でも諦めないことの大切さを実感できました。一方、女子パークでは、開心那選手が二大会連続で銀メダル。余談だが、金メダルはオーストラリアの選手、銅メダルのイギリスの選手ですが、いずれも母親は日本人と、女子パークの表彰台は全員日本人の血が通っていることに、「スケートボードは日本発祥の競技?」と思ってしまいました。
今回、日本人選手が大躍進したのはフェンシング。今回は、金2枚、銀1枚、銅2枚と計5枚を獲得。フェンシング、08年北京五輪で太田雄貴選手が日本人で初のメダル獲得。その後、ロンドン五輪の男子団体フルーレで銀、東京五輪の男子団体エペで初の金を獲得となった。しかし、今回はこれらの合計をはるかに上回る枚数を獲得。個人では加納虹輝選手がエペで初の金メダルを獲得。ちなみに、団体は全てメダル獲得。女子でも初のメダル獲得となった。特に、今回女子旗手と務めたサーブルの江村美咲選手は、開催国でありフェンシング発祥のフランス相手に勝った姿を見て、髪の色のインパクト以上に、「勝つ執念」「責任感」を実感しました(江村選手、髪の色だけで判断してすみません…)。また、日本人選手の活躍により、フェンシング教室の入学も急増しており、ここでもフェンシングフィーバーを実感します。全くの余談ですが、今回、柔道の阿部一二三選手にメダルをかけたのは太田雄貴選手。ここでもフェンシング選手の活躍がありました(笑)。
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