スターライトエクスプレス管理人の日常
 
スターライトエクスプレス管理人の日常の記録です。管理人の日々リアルタイム?に綴っていきます。
 



スポーツ

パリオリンピック3

パリオリンピック2の続きです。

 なお、今回も金メダリスト以外も大いに輝いたこの大会でありました。

 競泳では松下知之選手が400m個人メドレーで銀メダル。ちなみに今回競泳では唯一のメダルとなりました。また、セーリングでは男女混合ディンギー470級で岡田奎樹選手、吉岡美帆選手が銀メダル。セーリング日本勢では実に20年ぶりのメダルとなりました。また、スポーツクライミングでは、男子ボルダー&リードで安楽宙斗選手が銀メダル。安楽選手、準決勝ではトップと、惜しい所もありましたが、頑張りが伝わってきました。同時に、高校生がここまで頑張れることにただ脱帽です。卓球、女子団体は、惜しくも銀メダル。シングルスでは早田ひな選手が試合5分前に注射をして銅メダル。早田選手、伊藤美誠選手、平野美宇選手と同い年で、この世代はみうみまコンビがメジャーなイメージでしたが(早田選手すみません…)、今回は早田選手が一番活躍している大会でした。また、男子は惜しくもメダルには手が届かなかったものの、女子に負けずに頑張っていました。余談ですが、今回一番好評だったキャスターは石川佳純選手。石川選手、選手以上に頑張っている一面もありました(笑)。今回新たな活躍として、飛込で玉井陸斗選手が、また、近代五種男子個人で佐藤大宗選手が銀メダルを獲得。どちらも日本勢初のメダルとなり、今までの常識を覆した感じでした。この他、馬術では総合団体男子では銅メダルを獲得。馬術でのメダル、実に92年ぶりの獲得です!バドミントンでは混合ダブルスで、渡辺勇大選手・東野有紗選手(ワタガシペア)が2大会連続の銅メダル、女子ダブルスで志田千陽選手・松山奈未選手(シダマツペア)が銅メダル獲得。余談ですが、ワタガシペア、今ではお互いの結婚で話題になっています(笑)。渡辺選手、東野選手、結婚、おめでとうございます!ゴルフ男子では松山英樹選手が銅メダルを獲得しました。

 また、今回、メダルは手にできなかった選手もいましたが、どの選手も大活躍でした。

 今回のパリ五輪、上は40代後半から下は中学生と、親子以上の年の差が離れた選手がメダルを取りました。若い選手は「若くしてここまで頑張れて凄い!」と思う一方、角田選手や初老ジャパンの活躍を見て、「年齢は諦めや言い訳の理由にならない!」ことを強く感じました。今回は、水泳、陸上等、個人的には今までメダルが取れるイメージの競技では少なかった、取れなかった印象が強く、一方で、飛込、近代五種、ゴルフ男子、セーリング(20年振り)、馬術(92年振り)と、今までメダルと縁がなかった競技でメダルが取れ、予想外の結果が多いのも正直な感想です。同時に、今までメダルがなくても努力次第では可能性があることを実感しました。また、時差を意識したオリンピックも久々ということもあり、睡魔との格闘をされた方も多数いたかと思います。

 今回のパリ五輪、前回の東京以上に問題点も多くありました。開会式での国の呼び間違い、誤審(誤審ピックと揶揄されるほど)、選手村のエアコン、セーヌ川の汚水問題(トライアスロンもタチヒで開催すべきだったのでは?)、選手村での盗難事件等、ここでは書ききれないです。最近は、メダルの劣化が早いことも問題になっています。ここまで問題点が露骨に出た夏季五輪もないのが実情です。特に、誤審に至っては、選手の努力を無駄にさせ、最悪人生を狂わせたり、選手同士の人間関係まで壊すことにもなりかねないのが実情です(その中でも永山選手とガリゴス選手が仲直りできたことに柔道精神、スポーツマンシップを感じました)。また、SNSが身近な今日、選手への誹謗中傷も容易に投稿でき、こちらも問題になりましたが、まずは、自分自身が安易にSNSに投稿しないよう気をつけなければと思いました。しかし、そんな暗い話題だらけのオリンピックにも感動な話題も多々ありました。特に個人的にはバドミントンの中国人選手が印象的で、表彰台で負傷したスペインの選手の分を尊重する意味でスペイン国旗のバッジを手に表彰台に立つ選手、また、メダル授与直後の公開プロポーズもバドミントンからと、中国のバドミントン選手、実力以上の魅力を感じさせてくれました。また、外国選手も喜びのパフォーマンスとして、カメハメハをしたりと、意外な所で日本文化が浸透していることも実感できました。

 今回のパリオリンピック、問題も多数ありました。しかし、選手は大活躍しており、ここまで盛り上がれたことは事実であり、素直に選手の皆様には「お疲れ様!」と言える大会でした。今後は、パリパラリンピック、2026年にはミラノ・コルティナ冬季五輪、同年にはアメリカ・カナダ・メキシコワールドカップ、次回の夏季五輪は2028年のロサンゼルス、そしてその次の冬季五輪はフランスアルプスで開催。今回の問題点、次回は問題点にならないオリンピックになることを楽しみにしています(特に2030年フランスアルプス大会)。そして、これからの大会でも日本人選手が活躍することを楽しみにしています。



8月29日(木)00:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

パリオリンピック2

パリオリンピック1の続きです。

 今回も団体個人ともに金メダルを取ったのは体操男子。団体、実にリオ以来の金メダルとなりました(以外にも海外開催での五輪では二大会連続です)。また、前回は個人総合では橋本大輝選手が金メダルを取りましたが、今回は岡慎之助選手が金メダルを獲得。ちなみに団体は、04年アテネ五輪から連続で銀以上のメダルを獲得、個人総合も12年ロンドン五輪ら日本人選手が金メダルを取り続けていますが、団体に至っては、直近では体操王国中国よりもメダル獲得が連続できており、体操王国の日本、そしてそれを維持できていることにも日本の実力の凄さを実感します。今回、誰よりも凄いのは岡慎之助選手。岡選手、団体、個人総合だけではなく、今回は鉄棒でも金メダル、また、平行棒で銅メダルと、合計4枚のメダルを獲得。1大会3個の金メダル獲得は1972年ミュンヘン五輪の加藤澤男選手実に以来52年ぶり、夏季大会で1大会4個以上のメダル獲得は、1984年ロス五輪の具志堅幸司選手以来実に40年ぶりの快挙となった(しかもどちらも体操。冬季も含めると22年北京五輪の高木美帆選手以来)。また、平行棒の銅メダルで日本のメダル数としては夏冬合わせて通算600個目となり、伝説を上回る伝説を残しました。一方、女子は宮田笙子選手の飲酒喫煙問題もありましたが、選手たちはそれに負けない演技で頑張っておりました。

 今回、一番メダルを取ったのはレスリング。金8枚、銀1枚、銅2枚と実に合計11枚のメダルを獲得。今回獲得したメダルのうち約1/4がレスリングです(金に至っては、金全体の40%がレスリング)。レスリング、男子フリースタイルでは57kg級で樋口黎選手、65kg級では清岡幸大郎選手が金メダル(樋口選手の金メダルが夏冬合わせて200個目の金メダル)、74kg級では高谷大地選手が銀メダルを獲得。男子グレコローマンでは60kg級で文田健一郎選手、77kg級では日下尚選手が金メダルを獲得。ちなみにグレコローマンでは実に40年ぶりの金メダルの獲得となりました。また、今回、グレコローマンでの金メダルは1984年ロス五輪以来、また1大会で2階級制覇となり、レスリング、グレコローマンも新たな歴史が刻まれました。グレコローマン、個人的にはフリーよりもマイナーなイメージでしたが(選手の皆様すみません)、ここでよりメジャーなスポーツになるのでは?と思いました。一方、女子は須崎優衣選手以外は全員が今回初出場。大きく世代交代したものの、53kg級で藤波朱理選手が、57kg級で櫻井つぐみ選手が、62kg級で元木咲良選手が、そして日本が一番獲りたかった最重量級の女子76kg級で鏡優翔選手が金メダルを獲得。また、50kg級で須崎優衣選手が、68kg級で尾崎野乃香選手が銅メダルを獲得と、全階級でメダルを獲得。6階級制度になってから全階級でメダル獲得は初であり、16年リオ五輪で全階級メダルを獲得した柔道男子を彷彿させます。また、元木咲良選手はお父さんもレスリングでオリンピックに出場。他にも家族がレスリングで活躍している選手も多く、改めて家族で頑張っている選手が多いことも実感します。また、今回はキューバのグレコローマン男子130kg級でミハイン・ロペス・ヌネス選手が近代五輪史上初の個人競技5連覇を達成。今回の優勝で引退を表明しましたが、こちらも新たな伝説ができました。

 今回、初開催となり、かつ金メダルを取ったのはブレイキンの湯浅亜実(Ami)選手。ブレイキン、個人的にはストリートスポーツのイメージでしたが、オリンピック競技。ブレイキン、音楽に合わせて踊る競技ですが、ただ踊れば良いわけではなく、きちんと音楽に合っているか、また、個人的にはその動きにもついつい目が行ってしまいます。また、女子では福島あゆみ(AYUMI)選手も出場。AYUMI選手、実は41歳ですが、年齢からは想像できない動きに驚きもありました。

 今回、陸上では北口榛花選手がやり投げで金メダル。今回の陸上競技唯一のメダルとなりました。ちなみに女子フィールド競技では初のメダルです。北口選手、予選から好成績で勝ち進み、悲願の金メダル。その成績からは閉会式の旗手に抜擢されました。北口選手、休憩中も競技のために姿勢を心掛けており、トップアスリートの意識を感じます。余談ですが、休憩中にカステラを食べている姿を見て、カーリング女子のもぐもぐタイムを思い出しました(笑)。また、北口選手、水泳、バドミントンでも活躍しており、それぞれで全国大会にも出場しており、その高才能に驚きです。



8月29日(木)00:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

パリオリンピック1

 皆さんこんにちは。スターライトです。パリオリンピック、先日(日本時間8月12日朝)、何とか?閉幕しました(色々な問題もありましたが…)。パリオリンピック、日本中、いや世界中が盛り上がっていましたね(スターライトはXで盛り上がっていました)。ちなみにパリでの開催ではちょうど100年ぶりとなります。

 今回、日本人選手は金メダル20枚、銀メダル12枚、銅メダル13枚と、計45枚のメダルを獲得。この枚数、海外開催の五輪では金メダル獲得枚数、メダル総獲得枚数共に史上最多となりました。また、それを上回る感動がありました。

 まず、今大会日本人メダル第1号は柔道の女子48kg級の角田夏実選手の金メダル。角田選手、史上最年長の31歳11ヶ月(当時)でオリンピック初出場。史上最年長で初優勝を果たし、諦めないことの大切さを教えてくれました。また、このメダルが夏季五輪にて日本人選手団が獲得した通算500個目のメダルとなりました。男子では、66kg級の阿部一二三選手、81kg級の永瀬貴規選手が金メダルを獲得。阿部一二三選手、妹の詩選手がまさかの敗退となってしまいましたが、詩選手の想いを背負っての金メダル獲得となりました。また、永瀬選手も連覇し、男子では初の五輪2階級連覇を果たしました。柔道最終日は、男女混合団体戦。初戦のスペイン戦は阿部詩選手の勝利からのスタート。スペイン戦、いきなり代表戦での決着でしたが、準々決勝では4-1、準決勝では4-0と、勝ち進むほど失点が少なりなり、迎えた決勝は前回王者であり開催国のフランス。フランス戦、3-3で代表戦に突入。代表戦は斎藤立選手とテディ・リネール選手。斎藤選手、3人目の試合では負けているものの、先輩方の励ましを受けて挑む。途中、指導を二つ受け、一方で、リネール選手も指導を二つ受け、どちらも指導を受けることができない状態に。最後は、惜しくもリネール選手には負けてしまったものの、最後まで諦めない姿、また、「王者」相手に屈しないで戦う姿には自然と応援せずにはいられなくなりました。なお、今回、3-3での代表選でしたが、負けた三選手とも延長戦での敗退。どの選手も最後まで諦めない姿を見て、本当に「日本代表の誇り」が伝わってきました。その他、柔道では男子90kg級の村尾三四郎選手が銀メダルを、男子60kg級の永山竜樹選手、女子57kg級の舟久保遥香選手、男子73kg級の橋本壮市選手が銅メダルを獲得しました。

 次いで、スケートボード。ストリートに至っては男女とも金メダルを獲得。ちなみに女子金メダルの吉沢恋選手は14歳、赤間凛音選手は15歳と、今回も10代の力が大活躍しました。男子では、堀米雄斗選手は見事に連覇を果たしたものの、五輪予選は順調ではなく、直前の予選でも準々決勝敗退。しかし、仲間が調べてくれてラストチャンスで、何とかパリ五輪の切符を手にすることができました。堀米選手、オリンピックもですが、オリンピックまでの切符を掴むまでも大きなドラマがあると実感しました。同時に、仲間の大切さ、「僅かなチャンス」でも諦めないことの大切さを実感できました。一方、女子パークでは、開心那選手が二大会連続で銀メダル。余談だが、金メダルはオーストラリアの選手、銅メダルのイギリスの選手ですが、いずれも母親は日本人と、女子パークの表彰台は全員日本人の血が通っていることに、「スケートボードは日本発祥の競技?」と思ってしまいました。

 今回、日本人選手が大躍進したのはフェンシング。今回は、金2枚、銀1枚、銅2枚と計5枚を獲得。フェンシング、08年北京五輪で太田雄貴選手が日本人で初のメダル獲得。その後、ロンドン五輪の男子団体フルーレで銀、東京五輪の男子団体エペで初の金を獲得となった。しかし、今回はこれらの合計をはるかに上回る枚数を獲得。個人では加納虹輝選手がエペで初の金メダルを獲得。ちなみに、団体は全てメダル獲得。女子でも初のメダル獲得となった。特に、今回女子旗手と務めたサーブルの江村美咲選手は、開催国でありフェンシング発祥のフランス相手に勝った姿を見て、髪の色のインパクト以上に、「勝つ執念」「責任感」を実感しました(江村選手、髪の色だけで判断してすみません…)。また、日本人選手の活躍により、フェンシング教室の入学も急増しており、ここでもフェンシングフィーバーを実感します。全くの余談ですが、今回、柔道の阿部一二三選手にメダルをかけたのは太田雄貴選手。ここでもフェンシング選手の活躍がありました(笑)。



8月29日(木)00:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

パリへGO!!

といっても、スターライトの話ではありません。パリオリンピック、いよいよ日本時間明日午前2時半、開会式ですね。パリでのオリンピック、実に100年ぶりです。そして、本格的に競技も始まります。

夏季オリンピック、前回はコロナの影響で1年延期となり、3年ぶりの開催ということもあり、正直、「もう開催?」の気持もあります。

開会式はまだですが、競技は開催されており、早速「世界新記録」も出ており、既に目が離せない大会になっています。日本人選手団、東京は史上最多のメダルラッシュに沸きましたが、果たして、今回は、日本人選手団は、どんな活躍をするのか、非常に楽しみであります

一方で、セーヌ川の水質問題、、宮田笙子選手の飲酒喫煙問題、爆破予告や放火と、開催前から暗い話題に尽きないのも事実です。また、日本では、コロナ陽性者も多数出ており、「オリンピックの主役はコロナ」の大会にはならないことを願うばかりです。

パリオリンピック、これ以上暗い話題が出ないでほしいと同時に、暗い話題を打ち消すだけの多くの感動を味わえる大会になって欲しいです!



7月26日(金)22:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

カタールへGO!

と言っても、スターライトの話ではありません。

ワールドカップの話です。早速ですが、あちこちでドラマや伝説が出ていますね(日本も早速ドイツに勝って世界を驚かせました)。果たして、これからどんなドラマが出るのか?個人的にも楽しみです。

ちなみに日本代表です結果は予選敗退とベスト16と交互の繰り返し(今回は組み合わせも悪く、前回がベスト16だったため、予選敗退も濃厚)でしたが、ドイツ戦から、史上初のベスト8も夢物語ではないと思えてきました(選手の目標は「優勝」ですが…)。ともあれ、個人的にも今までにない結果が出そうな気もします。



11月25日(金)16:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

北京オリンピック2

北京オリンピック1の続きです。

 今回、銅メダルも過去最多となった今大会。銅メダルも多数の感動、伝説が生まれました。

 今回もモーグル男子からメダルラッシュが始まった日本人選手団。今回は堀島行真選手が銅メダルを獲得。堀島選手、予選はあまり調子がいい印象はないものの、その中でメダルを手にすることに、諦めないことの大切さを物語っている感じでした。男子モーグルメダリスト、前回の原選手もですが、まさに、「逆境からのメダル」そのものだと感じます。

 スノーボード女子でも冨田せな選手、村瀬心椛選手が銅メダルを獲得。ちなみに村瀬選手は冬季五輪日本人選手最年少メダリストを更新。また、今回メダルは取れなかったものの、岩渕麗楽選手が大技を披露し、ライバルが皆驚いて感動している一幕もあり、今後のスノーボード女子の活躍も楽しみであります。

 また、スケートでは森重航選手が銅メダル。スケート男子のメダルは、バンクーバー以来であり、実に12年ぶりのメダル獲得。スケート、前回は女子が大活躍しており、男子の活躍はあまり目立ちませんでしたが、今回、森重選手がメダルを獲得したことで、スケート男子に新たな歴史が刻まれたと思います。

 なお、ノルディック複合では団体戦、個人戦では渡部暁斗選手が銅メダルを獲得。渡部選手、前回まではノーマルヒルで二大会連続銀メダル。今回、ノーマルヒルでのメダルはなかったものの、自身初のラージヒルでのメダル。しかもこのメダルが、冬季五輪獲得メダル数の記録更新の1枚となりました。また、団体戦でも銅メダルを獲得。なお、この時、渡部暁斗選手は、「個人の何倍もうれしい」と、同じ銅メダルでも、団体戦のメダルには個人以上に重みがあることが伝わってきました。

 また、今回、メダルは手にできなかったものの、羽生結弦選手、高梨沙羅選手、小平奈緒選手、スマイルジャパンの活躍もありました。今回も、小平選手と李相花選手の友情が伝わってきました。また、高梨選手はスーツで失格になるも、二回目のジャンプで大ジャンプができ、高梨選手の精神力の強さも見られました。

 今回の北京オリンピック、前回の平昌以上に政治利用等、問題点も多くありました。また、異常な判定、ワリエラ選手のドーピング問題、ジャンプのスーツの問題等、ここまで実力、試合結果以外での問題、課題等が多いオリンピックもないと思います(問題、課題の一言で片付けられない気もしますが…)。同時に、審判員、判定員の判断の責任の重さ、判断一つで選手の結果、強いては人生まで変わることも痛感するばかりです。

 今回の北京オリンピック、前回以上に問題も多数ありました。しかし、コロナ禍の中、ここまで盛り上がれる冬季オリンピックもないと思います。また、東京五輪の阿部兄妹や川井姉妹の活躍の影響から兄弟の活躍や団体競技の活躍も目立ったイメージでした。今大会は10組の兄弟が参加。ちなみに金メダリストは全員兄弟で参加。また、メダリスト全体でも、高木姉妹をはじめ、吉田姉妹、渡部兄弟が兄弟揃ってメダル獲得、冨田せな選手も姉妹での参加です。また、今回、獲得した18枚のメダルのうち、兄弟で参加した選手が獲得したメダルは11枚と、実に6割が兄弟アスリートのメダル。今回のオリンピック、兄弟アスリートのオリンピックと言っても不思議はないです。また、今回、団体競技に活躍も目立ちました。団体競技、金メダルこそ無かったものの、冬季オリンピック過去最多の4枚のメダルを獲得。これはこれで新たな伝説が誕生したと思います。

今回のオリンピック、素直に選手の皆様には「お疲れ様!」と言える大会でした。前回の平昌以上に盛り上がり、仲間の絆、感謝の心も伝わってきました。最後に、もう始まっていますが北京パラリンピック、そして今年はカタールワールドカップ、また夏は2024年にはパリオリンピック、そして冬季オリンピックは2026年のミラノ・コルティナですが、これらの大会でも日本人選手が活躍することを楽しみにしています。



3月11日(金)12:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

北京オリンピック

 皆さんこんにちは。スターライトです。北京オリンピック、先日(2月20日)、何とか?閉幕しました(平昌大会以上に色々な問題もありましたが…)。北京オリンピック、日本中、いや世界中が盛り上がっていましたね(スターライトはtwitterで盛り上がっていました)。ちなみに北京での開催ではちょうど14年ぶりとなります(前回は2008年の夏季大会。同一都市で夏冬両方開催は史上初です)。

 今回、日本人選手は金メダル3個、銀メダル6個、銅メダル9個と、計1個のメダルを獲得。この枚数、冬季五輪では史上最多となりました。また、それを上回る感動がありました。

 今回日本人金メダル第一号はジャンプの小林陵侑選手。ジャンプ、いや、雪上競技で実に24年ぶりとなります。雪上競技の日本の実力を見せつけたメダルに思えました。また、小林選手はラージヒルでも銀メダルを獲得。団体戦はメダルは取れなかったものの、最後まで諦めないジャンプをしており、金メダリストの意地を発揮しておりました。

 次いで、平野歩夢選手。平野選手、ソチ、平昌と、二大会連続で銀メダル、まさに三度目の正直のメダルでした(夏季五輪を含めると四度目)。途中第二回目の判定が悪いことに不満を漏らしていましたが、それでも金メダルを取れたことに、平野選手の底力を感じました。なお、今回は、弟の海祝選手も参加。ここでも兄弟愛を感じました。

 今大会、日本人選手団で一番大活躍したのは言うまでもなく選手団主将の高木美帆選手。なお、高木選手、前回は金銀銅全てのメダルをそれぞれ1個ずつ手にしましたが、今回はそれを上回る金1個銀3個と、前回を上回る結果、伝説が生まれました。最初の3000mは6位、本命の1500mは銀メダルと、本人も不安になっていましたが、パシュートと出場を迷った500mは銀メダルと、「高木選手は何でもできる」ということを証明。パシュートは、オリンピック新記録を出したものの、惜しくも銀でしたが、姉の菜那選手を支えており、姉妹、家族、ライバル、チームメイトの枠を越えた絆を感じました。なお、最後の1000mは悲願の金メダル。「選手団主将=金メダルは取れない」というジンクスがありましたが、今回も見事にそれを打ち破ってくれました(前回は小平奈緒選手)。「選手団主将=金メダルを取れるのでは?」、冬季はこの事が定着しそうです(笑)。まさに、今回の日本人選手団主将でかつ主役は

高木美帆選手!

と言っても過言ではないです。

 なお、今回も金メダリスト以外も大いに輝いたこの大会でありました。

 フィギュアは、史上初の団体戦でのメダル獲得(暫定3位)の偉業を達成しました。ちなみに、メンバーの小松原尊・美里選手は夫婦で獲得。同一大会での夫婦でのメダル獲得、アテネ大会の谷亮子選手(柔道・金)・谷佳知選手(野球・銅)以来であり、実に18年ぶりになります。また、個人でも鍵山優真選手が銀メダル、宇野昌磨選手、坂本花織選手が銅メダルを獲得。鍵山選手は、高校生ながら、ハイレベルな演技を披露し、私の会社の上司も感動していました。ちなみに、鍵山選手のコーチの父正和選手も元フィギュアの五輪選手。まさに親子で掴んだ銀メダルでした。

 今回、史上初の銀メダルを獲得し、前回以上に数々の伝説を残したカーリング女子。今回は、前日に敗れたスイス準決勝でリベンジが叶い、悲願の決勝進出になりました。史上初の決勝進出、銀メダル、個人的に「凄い!」の一言ですが、銀メダルにメンバーは悔しく、藤沢五月選手は「こんなに悔しい表彰式」とまで語るほどでした。カーリング女子、メダルを取るソチ以前からメダルを取れそうな雰囲気があり、トリノ大会では、「強い所にしか勝てなくて、弱い所には負ける」と高校で語っていた自身もいました。今回も話題になったもぐもぐタイム。早速生産が追い付かない話もあります(しかも長野のお菓子)。また、今回、リザーブの石崎琴美選手は、冬季五輪日本人選手最年長メダリストとなり、こちらもまた一つ伝説が生まれました。



3月11日(金)12:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

北京へGO!

といっても、スターライトの話ではありません。北京のオリンピック、開会式も終わり、本格的に競技も始まりますね。

日本人選手団ですが、アイスホッケー女子、モーグルでは開会式前から活躍しており、これからのメダルラッシュも非常に楽しみであります。一方で、コロナ陽性者も多数出ており、これ以上出ないことを願うばかりです(これはオリンピックだけではないですが)。北京オリンピック、コロナ渦の中での強硬(狂慌?凶慌?)開催ですが、無事に何事もなく終わって欲しいです。



2月5日(土)01:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

ロシアへGO!!

と言っても、スターライトの話ではありません。西野ジャパン話です。いよいよ、今夜から始まります。ロシアワールドカップ、日本は19日に対コロンビア戦がキックオフ。果たして、勝負の行方はいかに?


6月14日(木)22:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

平昌オリンピック2

平昌オリンピック1の続きです。

 今回のメダル第一号はモーグルの原大智選手。ちなみに、モーグル男子では初のメダルとなった。原選手、実はワールドカップの表彰台に登ったこともなく、悔しい思いを続けていました。また、中学の体育の成績は3。生まれも育ちもスキーとは無縁な東京都渋谷区(スキーは毎週末に父親に新潟に連れてってくれたそうです)。にも関わらずオリンピックのメダルを取れたことに、体育の成績が良くなかろうと、生まれた環境がどうであろうと、その気になればオリンピックでメダルが取れることも物語っていました。

 今回、日本中が騒いだジャンプの高梨沙羅選手。高梨選手、前回ソチ大会は、金候補と言われた中にも4位と、メダルすら取れずに終わってしまいました。しかし、高梨選手、人気が高く、CM等に出演。また、化粧でも一躍有名となり、最近では、ベンツに乗って高級時計を身に付け、高梨選手の祖父でさえも苦言を呈する程であった。それでもって、今年に入り、試合は不調と、バッシングも多かった(本人は「金メダル」を公言していましたが)。しかし、いざ平昌で練習するや、日々絶頂。本番では、暫定一位を叩き出し、その時点でメダル確定。高梨選手のメダルが確定した瞬間、チームメイトの伊藤有希選手と抱き合い、お互いを認め合っていること、また、伊藤選手が後輩の高梨選手のメダルを認めていること実感できました。尚、高梨選手、「自分だけのメダルじゃない」と、お世話になった方々への感謝の気持ちも語っていました。今回、高梨選手がメダルを取った時は、ベンツ、高級時計の件から、「高梨選手はメダルを取れない」人が多かったらしく、「おめでとう」よりも「ごめんね」の方が多かったみたいです。高梨選手、お疲れ様でした。北京では是非とも金メダルを持って帰ってきてください。

 今回、銅メダル以上に数々の伝説を残したカーリング女子。カーリング初のメダルになったことも伝説となったが、それ以上に、インターバルの「もぐもぐタイム」(ある意味ラフでした)、また、合い言葉の「そだねー」(流行語大賞になるのでは?の話も)と、試合以外でもイメージに残ることが多かった。なお、カーリング女子、芸能事務所からもお声が掛かっているほどで(CDデビューの話までもある)、カーリング女子のメンバーの人気、同時に、カーリングをしていなくても一躍有名になったのでは?とまで思ってしまいました。ちなみに、もぐもぐタイムで食べていた北見銘菓の「赤いサイロ」、あまりの人気に生産が追いつかなくなる話もあり、意外な?経済効果もあったと思いました。

 また、このほか、ノルデッィク複合では渡部暁人選手が、スノーボードでは平野歩夢選手が銀メダルを獲得しました。渡部選手、全試合終了後に骨折していたことを告白。骨折ぐらいでは棄権しない、渡部選手の「何が何でもオリンピックに出る」この強い意志も伝わってきました。また、外国人選手の活躍として、レデツカ選手(スキーとスノボー、両方で金メダルを獲得)、クルーゲル選手(最下位からの金メダル)等の活躍もありました。

 このほか、今回メダルは手にできなかったものの、葛西孝明選手(今回8度目の出場)、スマイルジャパン等の活躍もありました。特に、葛西選手は、海外選手からも、レジェンドと評され、「オリンピックに8度目の出場はすごい!」と言われていました(それでも、本人は早速北京に向けて頑張っていますが)。

 しかし、今回の平昌オリンピック、政治利用等、問題点も多くありました。特に陰の部分が明るみになったのはソチ以上だったかもしれません。また、競技では、ショートトラックが極端に多かったのでは?と思ってしまいました(決してショートトラックが嫌いなわけではありません)。北朝鮮選手の妨害行為(最初はただ単に転けたのでは?と思いました)、また、「4年後の北京オリンピックで見てろ」もショートトラックから。また、あれほどロシア(今回はOARで参加)のドーピング問題が大騒ぎとなった中での日本人選手のドーピング陽性反応(何かの間違いであって欲しいですが)、今大会ではないですが、昨年11月には、植松仁選手(長野五輪銅メダリスト)の逮捕等、残念な話が多くあった気がしました。

 今回の平昌オリンピック、問題も多数ありました。また、ここまで気象状況に悩まされた大会も無かったと思います。問題は残念でしたが、小平選手と李相花選手の絆等、感動できた場面も多々ありました。今回のオリンピック、素直に選手の皆様には「お疲れ様!」と言える大会でした。前回のソチ以上に盛り上がり、仲間の絆、感謝の心も伝わってきました。また、今回は、モーグルの原大智(だいち)選手とサッカーの原大智(たいち)選手、スケートの高木美帆選手と女優の高木美保さん、高木美穂さん、フィギュアの羽生(はにゅう)選手と将棋の羽生(はぶ)竜王と、名前が似ている人の話題も目立った大会でした。最後に、これから平昌パラリンピック、そして今年はロシアワールドカップ(ドーピング問題が出ないことを願うばかりである)、また夏は2020年にいよいよ東京オリンピック、そして冬季オリンピックは2022年の北京ですが、これらの大会でも日本人選手が活躍することを楽しみにしています。



3月9日(金)02:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理


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